会報2019年3月27日(水)本年度第34回(通算2355回)例会


 

2019年 3月27日(水) 本年度第 34回(通算2355回) 例会 

点鐘、ロータリーソング、ロータリーの目的(第一例会のみ)、スマイル握手】

 

会長あいさつ

こんにちは。初めに本日のビジターをご紹介いたします。今日は部外卓話ということで北海道電力株式会社 千歳ネットワークセンターの岡田所長に来ていただきました。よろしくお願いいたします。そして1ヶ月振りです、米山奨学生のホーさんです。さて、私がサングラスをしている理由です。先日22日に左眼の白内障の手術をしてきて5日経ったところです。かなり良くなりましたが、サングラスを外すと蛍光灯が眩しいです。先進医療は遠くと近くの両方のレンズを入れられるので先生に勧められ、私は先進医療を使う手術を選びました。眼の手術なので緊張しましたが、点眼麻酔で痛みはほとんどないですし、ライトが当たっていて何も見えません。眼を押さえられているのに違和感があったぐらいで、血圧と心電図を確認しながら無事終わりました。次の日眼帯を取った時、明るくて右眼とは景色が違い、右眼はイメージとしては昔の写真なのですが、左眼はLEDライトが当たっている感じでキレイに見えます。そんな感じで無事に終わりましたので私事でございますが報告させていただきました。ありがとうございます。

 

本日のお客様

■北海道電力千歳ネットワークセンター 岡田信行所長

■米山奨学生 ファム・テュ・フォンさん

 

お客様スピーチ

■米山奨学生 ファム・テュ・フォンさん

皆さんこんにちは、お久し振りです。1ヶ月間、日本語をあまり使っていなかったので、念のため忘れた時のために時間をかけて準備してきました。語学研修が終わり、おとといの夜戻ってきました。ニュージーランドでは英語の勉強をしながら色々な体験もできました。1週間、月曜日から木曜日までは学校で勉強し、金曜日は課外活動、土曜日と日曜日はホストファミリーと過ごしました。今回のホストファミリーは、旦那さんが私と同じ年齢で、いつもは大体60才以上なのですが、初めての20代で凄くビックリしました。お子さんが多く凄い大家族で、兄弟が15人いるのにもビックリしました。1番小さい子は先月生まれたばかりでした。面白いことはいっぱいありましたし、色々な所にも連れて行っていただき感謝しています。皆さんもご存知と思いますが、クライストチャーチの乱射事件があり、私のクラスメイトの友達が亡くなりました。クラスでの最後の1週間は悲しい雰囲気でした。いらない体験ですけど仕方ないと思っていて、人生とはそういうことだと思います。今回のニュージーランドでの1ヶ月は、楽しいことや悲しいことなど色々とありましたが、皆さんのお陰で無事戻ってきました。以上です。ご清聴ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします。

 

 

幹事報告

回覧の内容です。ハイライト米山を回覧しています。長沼RCから5月11日の国際交流フェスティバルのご案内がきていますので担当の方お願いします。米山館報も回覧しています。青少年育成市民の会 一ノ瀬会長より渡航延期のご連絡が届いていますので、ご確認お願いします。4月の温泉例会に参加を予定している方で、まだ代金を支払われていない方は、野呂会員に1人13,000円、婦人も参加の場合は26,000円を支払って下さい。最後に、各テーブルにホーさんからのニュージーランドのお土産のチョコレートがあります。ホーさんありがとうございます。以上です。

委員会報告

■親睦活動委員会 小野田委員長<2月・3月の誕生日>

2月14日 伊藤光司会員、2月7日 中里夫人、2月11日 水野夫人、2月21日 石川夫人、

3月1日 野呂会員、3月3日 大場会員、3月6日 石川会員、3月20日 菊池会員、3月11日 横手夫人、

3月20日 久野夫人、3月20日 鷲田夫人。皆さん、おめでとうございました。

 

■ゴルフ同好会 高田会員

来週4月3日の例会が終わった後に、ゴルフ同好会の総会を開きます。10分・15分程度ですので時間を空けておいて下さい。幹事から届くゴルフの案内のFAXは、返信先が私から村本会長に変わりましたのでお願いします。以上です。

 

本日のプログラム<部外卓話>

■北海道電力千歳ネットワークセンター 岡田信行所長

皆さん、こんにちは。北海道電力千歳ネットワークセンター所長をしております岡田でございます。本日は、作田委員長とのご縁がございまして、電気の話をさせていただきます。

まずは、昨年の9月6日、ブラックアウト大停電を起こしてしまいまして、誠に申し訳ありませんでした。お詫び申し上げたいと思います。いろいろと原因等分析いたしまして、同じ条件であれば同じことは起きないというふうに今、対策を練っているところでございます。先月、同じ訓練を行いまして、ブラックアウトは1番長いところで45時間くらいかかったのですけれど、先般練習したところでは、8時間でした。これが長いのか短いのかは、皆さんのご判断となる訳ですが、練習を積むことによって、同じ事が同じ条件で起きたとしても短く済むと。まずは、起きないようにすることが大切ですので、その辺を対策しているところでございます。

北電の取り組みについて最近の動向を、お手元の資料に基づいて4点ほどお話したいと思います。

まず、大規模停電についてお話したいと思います。地滑り等で鉄塔が1基倒れ、これを直しているところや、苫東厚真発電所内で火が出て温度が下がるのを待っているところや、電柱が倒れたり土砂崩れ等で直しているような写真があります。そのような中で、ブラックアウトが終わってすぐは、私たちも精一杯やった状況ではあるけれど、なかなか厳しい対応を求められてきたというところでございます。そこで、専門家2人にいろいろ意見をいただきまして、今回のブラックアウトは防げなかった、複合要因ということになりました。

検証委では、設備形成や運用については、不適切な点はなかったと結論付けているということで、大きな瑕疵はなかったと、ご評価をいただいております。その中で経験から学ぶこと、指摘されていることがありますので、4点ほどこれから実際にプロジェクトを組んで対応していく予定でございます。

次に、内山洋司先生の話で「電源の一極集中と言われておりますが」という箇所ですが、石狩湾の1号機については運転開始をしました。また、北本連携につきましても、一部が運転開始となるということで、実際には、コストと電気の運用を考えながら電源の分散化に取り組んできた訳でございます。それから、「太陽光や風力などを分散配置すれば」という点ですが、太陽光は夜発電しませんし、風力は風がなくなったら発電しない訳で、それらがつながってきたとしても実際には大停電を防ぐことはできませんでした。そのため、国や委員会等では、どういう使い方ができるかを検討しております。「原子力への投資が優先されたのではないか」という点につきましては、私たちの投資額の中でいうとそれほど偏ったものではないという数字が示されており、評価をいただいております。「発電所は1ヵ所に集中しないで、分散すべきだった」という点につきましては、ガスと天然ガスの発電所も造って、色々な電源を色々な場所に造ってまいります。それから、「北本連携は増強できないの」という点に関しては、増強します。それから国の委員会では、プラス60万kWを敷設すべきとの話も進んでおりまして、その費用負担が北電になるのか、全国のお客様になるのかが議論されています。電力の分散化、多様化に向けて、さらなる安定供給に向けて、今回のブラックアウトを受けた中で今努力しているところです。

次に、「地震発生からブラックアウトに至るまでの事象について」ですが、京極の1・2号機が作業停止ということで、動いていなかったのが非常に厳しかったところになります。地震が起きた直後には、2つの複合要因がありまして、苫東が止まっただけではなく、送電線の事故により水力発電37万キロが途切れてしまい、18分間電気はつき続け、苫東厚真1号機が何とか長らえて頑張っていたのですが、それがダウンしたことでブラックアウトに至ってしまったということになります。ですから、単純に苫東厚真3基がダウンしただけではなく、送電線の事故が起きたこと、この2つのことが融合してブラックアウトに至ったということになります。

次に、「胆振東部地震による大規模停電を受けた検証と当社の対応」ですが、広域機関・国における検証については、大きな瑕疵はなかったということでまとめられております。当面の再発防止策の数々を加味した上で、社内検証委員会を立ち上げまして、「停電発生時の対応」「関係機関との連携」「情報発信の在り方」「事故復旧対応」以上4点につきましてアクションプランをまとめまして、今後も努力してまいりたいと思っています。同じような事は起こさない、という事で今努力しております。

2点目「電力自由化に伴う社内分社化および法的分離について」ですが、簡単に言いますと、電気を売り買いするところと、設備を運用するところとで会社を分けなさいという法律がありまして、その時限が2020年4月となっております。会社が大きく二つに分かれて、実際に電気を作る発電所と電気を売り買いする人たちは、事業持株会社という一つの会社となります。私の所属するネットワークセンターは設備を守るところとして、分社化して持株会社のグループ会社の一つという位置付けになります。会社名も変わり、北海道電力ネットワーク株式会社となります。実際に千歳エリアにつきましては、電気の売り買いについては道央支社に、停電のお知らせについては千歳ネットワークセンターに、と変わっておりますのでお知らせいたします。

次に、「泊発電所の再稼働に向けた取り組み状況」についてですが、泊については事故が起きた後どうするかまでを含めた対策をしております。安全対策として、原子炉格納容器の破損箇所に直接放水して、最低限の放射性物質の拡散を防ぐという訓練等も行っております。実際に活断層問題が関連しないところについては、ほぼ3号機については工事が完了しているのですが、活断層についての議論が終わらなければ工事を進めることができない部分については、まだ若干残っている状況となります。資料にあります防潮壁や防潮堤、重要設備の設計を進めることができません。設計が止まって防潮壁は今、作り直すことになっていますが、少なくとも1年半から2年くらいはかかるというのが現状の見通しです。

最後に、「北海道における再生可能エネルギーの導入拡大と今後の取り組みについて」ですが、北海道電力が設備を更新したくなくて接続拒否しているとか、設備の工事が間に合わなくってなど、ネガティブな再生可能エネルギーに対するスタンスではないかと言われておりますが、そうではなくて太陽光発電実績では1998年当時に比べると10倍以上に増えております。どんどん連携されており、電線の太さが足りなくて工事が必要となっており、物理的な問題で連携が後回しになっているのが現状であります。あとは、先ほど言いました電気のバランスですね。太陽光は夜発電しないので、太陽が照らないときに何で補うかというと火力発電で補うしかない訳です。実際にどんなスタイルになっていくかは、今後も議論がされています。また、電気を作りすぎてしまう場合の出力制御で問題が出てきています。

今後の取り組みにつきましては、蓄電システムですね。小学校の体育館2つほどの大きさのある蓄電池を南早来に付けて今検証しています。それから、もっと大きな蓄電池を付けて100万kWまで風力をつなぐものや、北本連携設備の増強、道北の風力発電への出資などさらなる再生可能エネルギー導入拡大に向けた取り組みを進めてまいります。非常に足早になりましたが、4点について説明させていただきました。

 

ニコニコボックスの紹介

会 員 名 提  出  理  由 ニコ数
村本満男 白内障手術無事終わりました。パッチリです
川口了久 岡田所長本日はありがとうございます
鈴木伊佐男 くいにげします
尾谷敏利 人手不足で早退します。すみません
中里邦治 たまには入れないと、、、、
舘内正子 ホーさんニュージーランドからお帰りなさい
岡田信行 昨年の大停電のおわびとして
本日の卓話よろしくお願いします
作田貴幸 本日部外卓話よろしくお願いします
弘中司嘉子 アクト ボウリング参加しました。秋山1位 弘中分からない
石川俊則 夫婦でバースデープレゼントいただきます
鈴木 毅 天気がよくなりますように
水野 凡 誕生日プレゼントありがとう
横手義信       〃
鷲田政昭 家内バースデープレゼント感謝します
野呂雅樹 誕生日プレゼントありがとう
大場優光       〃
小野田正和 資料の記載ミスでした!
秋山有洋 ボウリング優勝しました
久野 等 誕生日プレゼントありがとうございました

合計22口でした。ご協力有難うございました。

 

本日の出席状況

出席者32名、メイクアップ6名、合計38名、出席率79.17%

 

次週のプログラム

4月3日は、フリートーク 会員増強についてです。宮内委員長にお願いしています。

この後、新理事会があります。

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