会報2017年11月8日(水)本年度第18回(通算2293回)例会


2017年11月8日(水) 本年度第18回(通算2293回) 例会

点鐘、ロータリーソング、スマイル握手】

会長あいさつ

皆さんこんにちは。思い起こせば一年前の11月6日は大雪が降りました。札幌で24-5センチ降りました。去年はそうでしたが今年は暖かいですね。先日、トランプ大統領がいらして空輸してきたビーストという車を乗っていましたがご存知ですか?鉄板の厚さが12.7センチでロケットランチャーも防ぎ価格は一億六千万。全長が5.5メートルで話題になった車です。電波を出して自動発火装置の妨害をする。輸血も積んでいるとニュースでも言っていました。安全な車だそうです。

 

本日のお客様

交換留学生 アンナ・ラローマニー様

 皆さんこんにちは!ロターリーミテイングが指しぶりでございます。先週、修学旅行を行ってきました。さいしょに空港に行って、飛行機に乗って、沖縄に着きました。沖縄に着いて首里城(しゅりじよう) に行ってきました。5時ごろ、ホテルルームに入りました。大変でした。次の日で観光しました。海に行ったり、貝を獲ったり、おみやげの買いものをしました。その後は民泊をしました。4人の友達と私は平安山さんの家に民泊をしました。この家族は一年間に10回を民泊します。プロ見たいですね〜  平安山さんは優しくて心が大きい人でした。息子も面白かったです。最後の日、マリンスポーツをしました。バナナボートを乗りました。その夜は友達と国際通りで晩御飯を食べました。買い物もしました。お小遣いをいただきありがとうございました。おみやげを買って来たのでどうぞう食べてください。その旅行は私の最後の旅行でした。ちょっと寂しいです。ご静聴ありがとうございました。

 

幹事報告

・国際ロータリーより年次大会(トロント大会)の募集が再度来ています。

・札幌北ロータリークラブ会員で札幌がんセミナー理事長、小林博様より

「なぜがんと闘うのか」の本が届いています。

以上詳細は回覧で確認して下さい。

 

委員会報告

 特になし。

 

本日のプログラム(クラブフォーラム 会員卓話)

<出席委員会 高田委員長>

 出席率をいかに上げていくか、例会とはなんぞや?とうお話をします。

例会出席は正会員の最も基本的な責務で、会員がお互いに胸襟を開いて親交を深め公私を語り合う機会です。会員はクラブで定めた前半、後半の6ケ月間に30%以上出席し、通算出席率は50%であることが必要です。また例会はおおむね1時間ですが少なくとも60%は会場に留まることとなっています。メークアップ、出席補填、出席免除、近隣ロータリーの出席率等についてお話しされました。

 

<SAA 大場委員長>

まず初めに、私の生業からの社会問題に対する、問題提起と解決方法についてお話しさせて頂きます。皆さんも、不動産はお持ちだと思います。そして、登記されていることでしょう。

しかし、この登記というものは、法律上は「任意」であり、しても・しなくてもいいこととなっております。不動産の登記には、一定の「対抗力」はありますが、最大の力である「公信力」はありません。「公信力」とは、登記名義人である取引相手が、例え真実の権利者でなかった場合であっても、登記名義人として公示されているわけであるから、一定の要件のもと、その権利を取得することが認められる(保護される)ことをいうのですが、不動産取引において、登記というものに公信力が日本では認められておりませんので、登記簿などを確認して、信頼して、その名義人と取引をしたとしても、本当の所有者には対抗できないというものです。

要するに、①不動産の登記は「任意」であり、公信力=信頼性は保障されていないということ。

次に、②住所移転(引っ越し)、婚姻・離婚をした場合、ほとんどの方は、わざわざ所有する不動産の登記上の表示変更などされないのではないでしょうか。

更に、③取得してから年月がたち、相続などになった際に、被相続人(故人)がどの土地を持っているかなど正確には把握できませんし、相続のゴタゴタで名義変更ができない場合もあります。また、「要らない」って場合もありますよね。

先ほど申し上げたように登記は任意ですので、別にどの場合であっても(売買・譲渡・引っ越し・相続などなど)、登記するしないは自由なわけです。

では、少し話は変わりますが、北海道の面積はご存知でしょうか。

83,423k㎡=834万ヘクタールです。四国(183万ヘクタール)の4.5倍、九州(368万ヘクタール)の2.3倍の広さ、大きさとなっております。(本州は2,279万ヘクタール)

今年6月の某研究会にて、日本の民有地(私有地)410万ヘクタール(41,000k㎡)が所有者不明の土地であると発表されました。この大きさは、北海道の半分、九州よりも広い面積の土地が、民有地でありながら、誰のものか分からないということです。一つの国ができます。

こういう問題が起こる理由はさておき、今の日本の仕組み・行政では、この先、拡大していく一方です。

「無主」いわゆる誰も所有していない=相続人がいない土地になった場合は、国庫に帰属する(民法232条)となっております。では、果たして、先ほど述べた410万ヘクタール、九州よりも広い、これらの土地は「無主」なのでしょうか。

答えは・・・NOです。無主を立証するのは困難です(労力的にも金銭的にも)。所有者不明と無主とは大きく違います。先に述べたように登記は任意ですから「してない」だけかもしれません。日本の仕組みの大きな問題の一つは、登記は任意なのに名義確認は登記に頼るしかないということです。ある自治体が道路敷設の用地取得のため192㎡(58坪)の土地を調べたところ、150人の相続人がいたとのことです。その相続人全てに連絡を取り、その全てから署名捺印、印鑑証明書をもらわなければなりません。例え自治体の収用であっても、災害復旧であっても、基本的には、この所有権移転手続きを行うことが大前提となります。この事例では現実的には無理ですよね。

当然、税収もさがりますね。下がるというより回収ができず、それが回収不能なのか、困難なものなのか、一律、「滞納」「未納」の通知を出しているだけなので、事態の把握すらできていないのが現状です。全国16%の自治体で納税義務者の6.5%にあたる人に対し「死亡者課税」と分かっていながら課税をせざるを得ないと回答、全国の自治体の83%が「死亡者課税」をしているのか、していないのか、それすら分からないと答えております。

一体、どれくらいの「死亡者課税」で、その課税額いわゆる未収の税はどれだけあるのでしょうか。こういった問題によって、災害復旧や耕作放棄地の解消、空き家対策、そして税収面でも公益上の支障がでておりますという現況のご報告でした。

この問題については、解決は簡単です。私を招き入れればいいだけですね。

次に、最近、何かと話題になっているAIについて、お話しさせて頂きます。

今日、AIによる自動化という大きな転換期がきております。今がまさに第4次産業革命の真っ最中です。

今日というより、近い将来、必ず訪れるAI時代。それがどれほどの未来なのか・・・

少なくても単位としては、「未来」ではなく、「近い将来」であると私は思っております。

AIとはArtificial(人工) Intelligence(知能)のことですが、AIについては、何人もの会員の方々が色々な分野を卓話などされておりますので、出来るだけカブらないお話しさせて頂けたらと思います。カブってたら申し訳ございません。

テクノロジーは、ある一定の時期までは少しずつの右肩上がりにて進歩致します。

が、ある一定の時期に入った瞬間、一気に(龍の如く)昇り、進化となります。

そして、人工知能が人間の能力を超える点(特異点)のことをシンギュラリティといいますが、これは2045年、少なくても今から30年以内には必ず来ると言われております。(ソフトバンクの会長でもある孫正義氏もそう予言しております)私はもう少し早いと思いますが・・・

この進化は、人間にとって良いこともあるでしょうが、今回の私の卓話では、危惧する点について(悪いと思われる点について)お話しをさせて頂きたいと思います。

進歩だ、進化ではなく、これから我々も、そして、今の子供たちも、その子供の次の世代くらいまでは、激動の時代を歩まなければならなくなるということです。

これから30年続く産業革命の間に、人類が歩んできた数千年の歴史と積み重なりの最終局面の時代となり、そして、30年後は地球上の頂点はAIとなるわけですね。

なので、この先の10年前後にて、色々なものが淘汰され、その後の10-20年が人類の最後の絶頂期=人としての最終局面として一時的な無敵の頂点となるわけです。

私は、不動産業を生業としておりますが、少なくても、これからお話しをさせて頂く、オズボーン氏よりは早い段階にて、近い将来、不動産仲介業という職種は、この世からなくなると思っておりましたし、今も思っております。

これは、AIを含む、時代の流れ、コンピューターの進化が影響といえます。先ほども申し上げましたが、まさしく現在は第4次産業革命の最中であることを、若干ではございますが、認識しいるわけです。

様々な研究機関が10年後なくなる仕事と銘を打って研究と発表をしております。

一番の有名どころは、先ほど名前が出ました、イギリスのオックスフォード大学でAI研究を行っているオズボーン氏らが、702職種すべてについて、10年後には、コンピューターに取って代わられる確率を試算し発表したものです。要するに「10年以内になくなる職種」ということです。

この研究発表では、10年後には、半分の職業と仕事がなくなり、同時に労働人口の半分が自動化されるという衝撃な結果だったわけです。そして・・・この研究発表は、2013年にされたものですので、今から4年前です。ですので、4年経った現在、いわゆる、あと6年以内になくなる職業が、研究の続きとして、より具体化といいますか、確実化という表現が正しいのか、確信化?されております。

単純作業は4年前も今も、当然になくなるとされております。単純作業とは工場での作業員、料理人、店員、技術作業員、事務員などのことを指していますので、最早話題にすらならない現状に、私は非常に危惧しております。

それ以外の職業として、不動産ブローカー、私のことですね。アナリスト。保険屋、会計士・税理士、臨床検査技師、タクシー運転手、トラック運転手、秘書、管理人、営業マンなどなどが、より具体的な職業となったわけです。(あくまでも巷の噂話ですが、愛知県では、いち早くタクシー運転手はいなくなる模様)また、日本の野村総合研究所も前述のオズボーン氏らとの共同研究により、2015年(今から2年前)に10年後に日本でなくなる仕事・なくならない仕事を発表してます。

アメリカでの職業と大した差異はありませんが、興味のある方は調べてみて下さい。これ以上は、この場では申し上げることはできません。

ロータリーという職業奉仕の団体ではありますが、その職業の半分はなくなると予測されておりますので、ロータリーとしても少しこの危機を考える必要があるのではないでしょうか。

という、問題提起です。

逆に、AIが発展してもなくならない仕事というのも、これらの研究で発表されております。

まず、前者の研究では、なくなる可能性%が低いものがなくならないモノとなります。

第一線管理者、振付師、小学校教師、スポーツトレーナー、写真家、弁護士、SE責任者、数学者などが、なくなる可能性が5%未満の職業です。

後者、いわゆる日本版では、医師、アナウンサー、インストラクター、犬の訓練士、アーティスト、デザイナー、美容師、教師(保育士・幼稚園・小学校・中学校までの成長過程の時期の教員)などがありますが・・・ありましたでしょうか・・・

これも一つの問題提起として、お話しをさせて頂きました。

最後となりますが、SAAとしてのお話しをさせて頂きます。

SAAの語源や意味、役割については、歴代のSAAの方々も説明されていると思います。重複してしまいますが、改めましてSAA卓話として、お話しさせて頂きます。

SAAとは、Sergeant At  Arms(サージェント・アット・アームズ)の略で、直訳すると、武装軍曹、議会・法廷などの守衛官となります。

Sergeantとは守衛官、Atは〇〇に・○○で、Armsは武器、武装という意味です。

その言葉の由来は、古くのイギリス封建時代の、国王や領主が行う儀式・祭典を武装して監督する、から来ております。

具体的な役割は、当然、クラブにより異なりますが、ロータリーの情報誌などで紹介されている事例として、①例会の司会進行、②例会場の入場・退場許可及び開門・閉門、③早退・遅刻の承認・拒否、④私語に対する警告、⑤卓話の時間励行(れいこう)、⑥その他、例会場の秩序を乱す行為に対する警告と退場命令、⑦例会場の設営と座席指定、⑧食事の献立や業者の剪定・手配、⑨ニコニコボックスの管理とその募金状況の報告となっております。あくまでも一般的には、でのお話しです。

私も、道外にて30クラブほどにメークアップさせて頂いておりますが、SAAは、会員・ビジター・その他来場者を席へ案内すること、入場の受付、ニコニコボックスの受付と発表、例会の司会、委員長は前の席で、委員は各テーブルに一人ずつ配置されておりました。

ただ、これは他クラブの話しであり、情報誌などに一般的にうたわれている内容ですので、

本来、当クラブの委員長として、当クラブにおけるSAAのあり方・役割・規約等を確認し、理解し、そして実行しなければならないと、この卓話をさせて頂くにあたり、痛感致しました。

今年度が始まり、4ヶ月が経過致しますが、携帯電話は鳴らず、時間通りに例会も開始され、時間通りに例会も終了しておりますので、このまま皆さまの御協力が頂けましたら、何の問題も起きず、一年が終了することとなりますので、よろしくお願い致します。

この4ヶ月で気が付いた点ですが、親睦活動委員会にて行う、会員と会員夫人の誕生プレゼントを渡す際のBGMについて、事前、ご一報頂けましたら、バースデーソングのBGMを流すことができますので、今年度からでも、その連携を取れればよろしいのではないでしょうか。

私が気付いた点は、今のところは、その一点ですが、逆に、SAAとして至らない点がございましたら、何卒、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。

 

ニコニコボックスの紹介

横手義信 なぜかあたたかい日が続きますね 1
弘中司嘉子 ゴルフ終わりました! 1
竹田一則 お久しぶりです 1
中川富雄 ゴルフ同好会、盛況にて無事終了しました。前回例会欠席しました。
菊池勝利 お久しぶりです 1
前田利和 入会10年になりました。 1
敦澤君治 大川さん宜しく 1
舘内正子 アンナ、お土産ありがとう 1
鈴木伊佐男 寒くなりましたね 1
大川武志 来週休みます 1
村上利雄 今日もどうにか生きています 1

合計12口でした。ご協力有難うございました。

 

 

本日の出席状況

出席者31名、メイクアップ3名、合計34名

出席率 73.91%

 

 

次週のプログラム

11月15日(水)例会場 ロータリー財団月間(部外卓話)

 

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